筋トレをするときに有酸素運動をするべきか否か…。
トレーニーの間では未だに論議が盛んなジャンルの一つだと思います。
実際にはどうなのか、私の考えをまとめてみました。
筋トレメニューに有酸素運動は必要か?
- 有酸素運動→脂肪を減らす
- 無酸素運動(筋トレ)→筋肉を鍛える
端的に言うとこのような性質に分かれます。
どうしてこのような効果の違いがあるのか、
それは運動時に消費するエネルギー源が異なるからです。
有酸素運動
主に使われるのは血中脂肪と内臓・皮下脂肪です。
有酸素運動を始めるとまず血中脂肪が燃焼されます。
更に運動が続くと足りなくなるので内臓・皮下脂肪が使われます。
無酸素運動(筋トレ)
脂肪を燃やしてエネルギーとするのには酸素が不可欠になります。
対して筋トレは(有酸素運動に比べて)取り入れられる酸素が少ないです。
よって酸素を使わずとも利用できる糖質(グリコーゲン)が主になります。
性質から「筋肉を鍛えるために」有酸素運動が必要か、見えてきませんか?
はい、筋トレメニューにわざわざ有酸素運動を組み込む必要はありません。
ただし筋肉を美しく見せたいならば必要ではありますが。
有酸素運動をせずとも筋肉は鍛えられる
筋肉を美しく見せるには皮下脂肪を減らすことが必要です。
そのために有酸素運動を組み込むこともあるでしょう。
ですが単純に筋肉を鍛えるだけならば筋トレだけで十分です。
私も筋トレを始めて1年くらいは筋トレと有酸素運動を行っていました。
なかなか取れない皮下脂肪と体力づくりのために、です。
しかし現在はしていません。する必要がなくなったからです。
鍛えるなら配分は筋トレ>有酸素運動で
1年も有酸素運動を行えば皮下脂肪もそれなりに落ちたからです。
体つきも筋肉が映えるようになってきましたし、ほぼ止めてしまいました。
割合も筋トレ:有酸素運動が3:7→9:1くらいになりました。
現在の体脂肪率に満足したので体力を筋トレに多く使いたかったからです。
有酸素運動を止めたことで体脂肪が増えたかといえば+1%程度です。
筋肉が増えることで基礎代謝量も上がるので特に問題ありませんでした。
なら筋トレを重視するなら有酸素運動は一切不要か、といわれればそうでもありません。
現在でも調整日を設けて、その日は有酸素運動のみやったりします。
↓適度な有酸素運動は筋肉痛の回復にも有効です↓
筋トレに有酸素運動が邪魔かは自分次第
先述の通り、筋肉を美しく見せるために有酸素運動を欠かさない人もいます。
私のように、健康(と少しの自信)のために有酸素運動は控える人もいます。
結局、筋トレに何を求めるかによって邪魔かは変わってきます。
ですが筋トレを始めて間もない(3か月以内)ならば話は変わります。
この場合、有酸素運動はやっておくことをオススメします。
有酸素運動を行う(=脂肪を落とす)ことで…
- スタミナがつく
- 体への負担が減る
- 集中力が養われる
このようなメリットがあるからです。
どれも筋トレの効果を上げるには重要な要素です。
脂肪を減らし、筋トレの効率も上がる。まさに一挙両得です。