せっかく筋トレをするならば出来るだけはやく理想の体型になりたいものです。
しかし、そのためには筋トレの頻度はどうすればいいのでしょうか。
一日でも多く筋トレをこなした方が良いのか、休むときはしっかり休むべきか。
休息の取り方については多くの意見があります、ここでは私の考えを紹介します。
効果的かは「楽しいか?」で判断
科学的な話を根拠にしても休みを挟むべきか、毎日行うかは人によって意見が分かれます。
スポーツ医学は「昨日の常識は今日の非常識」というくらいに変化が激しいです。
なので私は科学的な根拠よりも「自分が続けられるか」に重点をおいています。
前日にメニューをこなしたけれど痛みがない、今日もやりたいと思うならやって良いと思います。
やる気になっているときはモチベーションが高いのは勿論ですが、体の調子も良いことが殆どです。
すると筋トレのパフォーマンスも上がるので、是非やりましょう。
逆に体が痛くて痛くて、とてもやりたくないと思うならばやらない方が良いでしょう。
そんな状態で行ってもモチベーションもパフォーマンスも期待できないからです。
この辺りは「筋トレは毎日やるのと一日おきではどちらが効果的か?」でも紹介しています。
筋トレ初心者は「1日おき」を意識する
ただし筋トレを始めて間もないならば「1日おき」を重視した方が良いでしょう。
これを少なくとも1カ月、体力に自信がないならば3か月は続けた方が無難だと考えます。
大きな理由としては…
- 体が出来上がっていない
- 疲労抜きのペースを掴めていない
- 筋トレの習慣をつけるため
私も筋トレを始めた直後は張り切って毎日筋トレをしていましたが
数日後に物凄い筋肉痛に襲われ、2週間ほど体を動かすのがやっとだったことがありました。
筋トレ慣れしていない内は、意識的に休養を取った方が良いでしょう。
筋トレに体を慣らす
「筋トレをやっても筋肉痛にならない防ぐ方法を教えます」でも説明していますが筋トレは筋繊維の損傷を伴います。
しばらく続けて体が打たれ強くなれば損傷の程度も軽くて済みますが、初めの内はそうもいきません。
慣れない負担がかかると体へのストレスも大きいので徐々に体を慣らしていく必要があります。
疲労回復を体に教える
慣れない負担がかかると疲労の蓄積度合いも高まります。
この状態で毎日筋トレを続けると疲労の蓄積に回復が追い付かず、故障に繋がります。
体に疲労回復のペースを覚えさせるためにも定期的な休みをとることを意識しましょう。
筋トレの習慣をつける
人間が新しい行動を習慣とするには21日間続ける必要がある、という話があります。
しかし数日間無理を続けると後日揺り返しが来て、数日間動けない痛みが来るなんてことも。
休む期間が多いほどペースを取り戻しにくくなりますので最初はこまめな休みを心掛けます。
「気分」は筋トレを続けるためのコンパス
動けなくなるような筋肉痛を体験してからは、ちゃんと休みを取ることを意識するようになりました。
しかし数か月経った頃から、前日に筋トレをしたのに「今日も筋トレしたい」と体がうずくようになりました。
その時は気分も後押しをして、前日と同じような筋トレをしてしまいました。
以前の経験もあって翌日が心配でしたが、数日後も酷い筋肉痛に襲われることはありませんでした。
そんな私の最近の筋トレのペースは「2,3日筋トレ→1日休む」となりつつあります。
2,3日というのは意識している訳では無く、それだけ行うと翌日は大体「今日はやりたくない」となるからです。
人間は「体は絶不調なのに気分はサイコー!」となることはまずあり得ません。
体が不調の時は大体気分も乗らないハズですので素直に休みましょう。
逆に気分が良いときは体の調子も良いことが多いので得るものも多いはずです。
休んでしまったことに気を病む必要はありません。
体が元気である限り、いくらでも鍛えることは出来ますから。
計画的に考えるよりは「楽しく」を意識するほうがよっぽど長続きしますよ。
筋トレがどうにも習慣にならない、長続きしないという方はこちらの記事も併せてどうぞ。